2010/04/01

動物保護センター Animal Shelters In Japan

 

地球生物会議ALIVEがまとめた平成20年度のデータによると、飼い主自らの手で、または捕獲されて保護センターに運びこまれ、ガス室に送られる犬猫たちは286,492匹、前年と比べて2,4万匹減少した。10年前は555,000匹以上だったのだから、たいへんに大きな進歩なのだが、それでもまだまったく喜べない数字だ。

全国にある動物保護センター。
「保護」を辞書で調べると、危険・脅威・破壊などからかばい守ること、ってある。

はっきりいって動物を殺す場所なのに、なぜ保護センターと称するのか理解しがたい。
中には「愛護」「管理」におきかえている所もあるが、結局は同じこと。
敷地の看板に可愛らしくほほえむ動物たちの絵まで施されているところもある。
化粧をしてイメージづくりしている場合ではないのだが。

しかし一方では、熊本県の愛護センターでの例など、さまざまな取り組みに尽力されてい多くの職員の方々が全国にいらっしゃり、そういったセンターが存在するのは大きな希望の光だ。

また2006年の動物愛護法一部改正にともなってか、動物愛護の啓蒙活動も徐々に増えてきているようなので実りを心から祈っている。


センターには、迷子犬や不幸にも野良として生まれてしまった子猫たちのほか、一度は家族として迎えられたペットがその家族の手で運びこまれてくる。

その理由はさまざまだ。


・吠える

・噛みつく

・言うことをきかない

・引っ越す

・ペットが病気または高齢で世話ができない
        /かわいそうで見ていられない

・自分が病気または高齢で世話ができない

・人間の赤ちゃんが生まれる

・家族にアレルギーがいる

・思っていたより大きくなった

・飽きた!!???


・・・・。



だから殺すの?


納得しようのない理由のほうが多い。