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2010/03/20

序文

 
はじめまして。

このブログで主に取り上げるのは、私たち人間のために犠牲になり続けている動物たちのことです。

飼い主に見捨てられ毎日全国で殺されている犬猫たち。
生まれてすぐ母親から引き離されペットショップで売られる仔犬たち。
食用として殺されるためだけに生まてくる子牛、子豚、ヒヨコたち。
死ぬまで実験施設で苦痛を与えられ続けながら生かされる動物たち。
動物園、水族館、サーカス・・・。

人間の身勝手な都合で、不必要な苦痛を与えられ、無理矢理絶たれる尊い命があります。その悲痛な叫びは私たちの暮らす生活とは遮断され、けっして聞こえてくることはありません。

現代の日本人のほとんどが口にする動物の肉、女性が大好きなコスメにヘアケア用品、レザーにファー製品、そして医療も、あくまでも動物たちの悲惨な犠牲あってのうえでの恩恵だということを、どうか忘れないでいただきたいのです。

一人でも多くの人がそういった現実を知り、意識するようになることで、彼らが閉じ込められている暗闇の中に一筋の光を差し込むための力になればと考えています。


こども、高齢者、障害者への虐待。
学校・職場・家庭内でのいじめ・暴力。
毎日毎日心の痛むニュースばかりが飛び込んでくる悲しい世の中です。
人に言わせれば動物を思いやっている場合ではないのかもわかりません。
その情熱と時間をまず人間のために使え、と言われるかもわかりません。

もしそのようにお考えの方は、今日にでもぜひ人間のために何かアクションを起こしていただきたいと思うのです。

私は人間だけでなく動物のためにも動きます。
なぜなら慈しみの心と命への敬意というものは、人間でも動物でも、相手によって変わるものではないからです。

動物たちにも感情と知性があります。
痛みを感じる神経があります。
ただ人間と違いどんなに苦しくともかれらは自ら命を絶つことは出来ません。
そのことを身勝手な人間がビジネスのために、エンターテイメントのために、また精神的に歪んだ人間が暴力の矛先にするために「完全無視」しているだけなのです。


現実を自分自身で知ろうとすること。想像し考えること。
そして見てみぬふりをしないこと。
人のためでも、動物のためでも、環境のためでも、一人一人が出来ることから始めていけばいい。
小さなことでも。一つだけでも。

何もしない・・・少なくとも私にはそれが一番苦しいことです。



「わたしたちのすることは大海のたった一滴の水にすぎないかもしれません。 でもその一滴の水があつまって大海となるのです。」
       マザー・テレサ