『伝説のスピーチ』といわれる心を打つこのスピーチは、今からおよそ20年前にリオデジャネイロで開催された、 国連環境サミットで発表されたものです。
満場の拍手喝采を博したこのスピーチをしたのは当時弱冠12歳のカナダ人の少女、Ms. Severn Cullis-Suzuki セヴァン・カリス=スズキさんです。
私は12歳の少女の、地球とそこに暮らす生命への思いと、未来への希望、大人への心からの叫びと願いに耳を傾けながら、感動すると同時に悔しさのようなものがこみあげてきて涙がでました。
20年たった今、地球が、世界が、社会が、この少女の切実な願いを裏切るかたちで、反対へ向かっているということを、真剣に考えさせらます。
エヴァンさんは、現在も環境保護活動にかかわっておられるようですが、あの日のスピーチから20年たった現在のこの世の中を、どのような気持ちで見守っているのかを、ぜひ伺ってみたいという思いです。
ぜひお聞きください。
セヴァン・カリス・スズキ - 環境サミット1992
私がここに転載させていただいたこのビデオの転載元である「猫とヴィーガンな生活」で、このスピーチに加えて、1993年4月のグローバルフォーラム京都会議にて述べられた、セヴァンさんによる閉会の辞の和訳文も載せてくださっています。
合わせてご覧いただければと思います。