この記事が掲載されているうっかり新聞を人に渡してしまったので、場所を記憶していないのだが、
日本のどこかの動物園で、ガラス越しにライオンをまじかに見れるのが人気を呼んでおり、入園者数が上昇しているらしい。
すぐそこにあるガラスの向こうで、ライオンがバンバンッとガラスを叩く様子に、観客が歓声を上げているということだ。
たいていは情操教育のために、と、親は動物園へ子供たちを連れて行くという。
「狭いところでかわいそうだね・・・」
「さびしそうだね・・・」
「なんだかイライラしているみたいだね・・・」
そんな風に感じ、それを素直に子供の前で口にする親は入園者の中にどれくらいいるのだろう・・と、素朴に思うのである。
実際に私は遠足で行った動物園で、アザラシが涙を流し、声をあげて泣いているのを見たことがあり、とても悲しい記憶として残っている。
横浜の動物園で撮った一枚
この頃映画「イントゥ ザ ワイルド」を観たばかりで
遠いアラスカから日本へ連れてこられた
この痩せこけて生気を失ったヘラジカが哀れでならなかった
LIVE ANIMAL(生き物)と書かれた木箱
とても胸が痛んだ
園内の片隅に積み上げられていた
ミネソタ動物園から来たらしい・・・
この箱に入れられ、飛行機に乗せられる
感情も意思も持つ命ある動物が、荷物と同じ扱いをされるのだ
Zoo Check! 動物園に行く前に [地球生物会議ALIVE]