2010/10/11

WEB絵本 "け と かわ〟 To Whom Does That Fur Belong?

 
 
秋の到来です。
 
おしゃれが大好きな女性にとっては、あれもこれもショッピングしたくなってしまう季節ですね。


ただ、個人的には残念ながら・・・と言わざるをえませんが、今年もファーが流行るようです。

まだ真冬のファッションでなくとも、リアルファーをあつらったバッグやショートブーツなど、さっそく身につけている流行に敏感な人たちを見かけます。

でも、それらを身につけている人たちは知っているでしょうか。
考えてみたことがあるでしょうか。


バックや靴、洋服になってしまったそのフワフワした本物の毛皮はいったいどこからきたのでしょう。

どのようにして、私たちがファッションとして身につけるものに、かたちを変えたのでしょう。


私は知っています。

そこにはたいへんショッキングな事実があります。

残酷きわまりない恐ろしい真実があります。

だから、ぜひ皆さんにも知っていただきたいのです。


動物たちの毛皮は、私たち人間がオシャレをするためのものではありません。

それは、動物たちが寒さや虫から身を守るためのものです。

動物たちが生きていくための、大切な体の一部です。


動物たちのその大切な毛皮を、私たち人間が「ファッション」という名のもとに、命ごと勝手に奪い続けているのです。

そのような権利が私たちにあるはずがありません。


ぜひ知ってください。

ウサギも、キツネも、タヌキも・・・・。
(お財布・バッグなどに使われるクロコダイルも、ヘビもひどい目にあわされています)

動物たちは、罠にかけられ、繁殖させられ、汚い檻に押し込められ、電流を流され、頭を叩きつけられ、なおも実際は彼らの多くが死にきれないまま、生きたまま毛皮を剥がれています。

生きたまま・・・です。

想像すればわかります。
私たちが生きたまま、全身の皮を剥がされたとしたなら・・・

私たち人間がただオシャレをするために、動物たちをそのような惨い目に合わせることは、ぜったいに許されないことなのです。


かわいいものが好き。
フワフワしたものが好き。

は、女性のもつ自然な気持ちかもしれません。

ペットを撫でていると優しい気持ちになれます。
動物たちを包む個性豊かな毛皮は、見ているだけでも癒されることがあります。

でもその手触りや見た目を楽しむために、本物の毛皮を動物たちから剥ぎ取るなんて間違っています。


『フェイクファー』というものがあります。

人工の毛皮です。

それならば、動物たちを苦しめることなく、ファッションとしての毛皮を楽しむことが出来るのです。


商品を手にしたら、ぜひタグを確認してみてください。

それが生きていた動物たちから無理やり剥ぎ取ったものか、そうでないものかを。




WEB絵本 け と かわ  ↓ Click







 

2010/10/04

ミツバチ Honey Bee

 
 
今朝の新聞の投稿欄から


- ミツバチ駆除せずよかった -

温室で野菜を作っています。
水をかけようと思い中にはいると、ブンブンと小さな音がするのに気がつきました。
よく見ると、たくさんの小さなハチが、温室のガラスが巣になっているのかと思うほど、直径20センチくらいにびっしり固まっていました。

驚いてハチを駆除してくれる業者に相談しましたが、料金が高く、別の業者に電話してみました。
そこでは、料金のことは言わずに私の話を詳しく聞いてくれた後、

「スズメバチでなく小さいハチなら、たぶんニホンミツバチではないかと思います。
一時は絶滅の危機にあったようで、貴重な存在です。
何かに襲われて逃げてきたのかもしれないし、雨で寒いから少し休んでいるんじゃないかな。
そっとしておけばすぐいなくなると思う。
大変でしょうが、軒先を2,3日貸してあげて下さい。」   というのです。

私は胸がいっぱいになりました。
翌日の午後、いつのまにかハチたちは旅立っていました。

あわてて駆除しないで本当によかった。
さっそく業者の方に、ハチが移動していったこと、電話の言葉がうれしかったことを伝えました。