2010/09/30

WEB絵本 家族なのに kazoku nanoni...

 
 
 
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9月20日から26日は動物愛護週間でした。


「動物」といっても、主に犬猫といったペットの飼い方の意識を高めることが目的ですが、まだまだ広く浸透していません。

こうした啓蒙運動に期間を設ける必要もないような気がしますが、いずれにしてもたった6日間は短いです・・・。



- 「カワイイ」だけじゃダメ 子犬、衝動買いやめて - 産経新聞 9月28日(火)



生き物への思いやりを育むことに、早すぎるということはないと思います。

家庭の中ではもちろん、保育園・幼稚園からでも、学校でも、社会の中でも、もっともっとそうした意識が高まるような環境を社会全体でつくっていけたら素晴らしいことだと思います。





 
 
 
 
 
 
 

2010/09/23

ウィーン 捨て犬の都!? VIENNE The City Of Abandoned Dogs !?

 
 
- 朝日新聞 世界発 2010 -  


「子供より犬をかわいがる街」といわれるウィーンで、捨て犬が急増している。ウィーン市が大型犬を飼う人に、しつけ徹底のため免許制度を導入したところ、煩わしい試験を受けるくらいなら、犬を手放した方がいいという「ダメ飼い主」が続出。動物保護施設は、哀れな犬たちでパンク寸前だ。
                              (ウィーン=玉川透)


ウィーン市が7月から、いわゆる「闘犬」と呼ばれる12犬種を指定し、飼い主に義務づけた免許制度が原因だ。
免許取得には、犬に関する知識を問う筆記と、しつけができているか街中でテストする実技の二つの試験に合格しなければならない。
散歩中に他の犬に吠えかかるのを防げなかったり、その犬に体罰を加えたら原点。
2回不合格なら、犬を手放さなければならない。
免許がない飼い主には最高1万4千ユーロ(約150万円)の罰金が科される。

(中略)


「犬の楽園」、今は昔

子供よりも犬をかわいがる・・・。
昔からこんな冗談があるほど、愛犬家が多い欧州諸国の中でもウィーンは犬を大切にする土地柄で知られる。
カフェやレストランのテーブルの下には、飼い主の食事が終わるのをじっと待つ犬の姿が見られる。
地下鉄やバスなど公共の乗り物も犬専用の料金で乗車。
子供たちが遊ぶ公園には、必ずと言っていいほど犬を放し飼いで遊ばせる「ドッグラン」がある。

(中略)


19世紀以降、産業革命で豊かさを手に入れた人々が貴族の暮らしをまね、犬を飼う文化が一気にひろまった。地方から都市に出てきた労働者が寂しさを紛らわすため、犬を飼い始めたという説もある。
その後、荷車を引かせることを禁じるなど犬の保護が進み、毎日2回の散歩や他の犬と遊ばせるなど、飼い方まで法律で規定された。
日本のように保健所で殺処分するなどもってのほかで、各地に捨て犬の保護施設も設置。
飼い主に責任を高める狙いから、1匹目に年約44ユーロ、2匹目から約65ユーロの犬税も課された。

そんな「お犬様」の街で、なぜ犬が捨てられるのか。
『ウィーンと犬』の著者マークス・ヒューブルさん(40)はこのように見る。
「犬を保護するシステムが発達していることが、皮肉にも、犬を捨てても罪悪感を感じない飼い主を増やした」

最近は、米欧の有名人らのファッションをまねて小型犬を飼う若い女性が増えている。
ウィーンで10年以上、犬の訓練に携わる日本人女性エッギー・クロメチェクさんは、「テニスラケットのような安易な感覚で犬を飼う人もいる。そんな犬は施設で、免許を取得した新しい飼い主に出会うのを待つ方が幸せかもしれない」と話す。





  
 

 
 
 
 

2010/09/07

ヴォーグ付録ポスター VOGUE HOMMES JAPAN - Supplement -

 
 
9月10日発売の『VOGUE HOMMES JAPAN 2010-2011 A/W号』の付録





生肉をまとったレディ・ガガのピンナップポスター
So this is part of a globaly renowned prestigious fashion magazine...





・・・残念なセンスです。
... utterly distasteful. Shame on you!
 
 
 
 
 
 
 



2010/09/02

生きとし生けるもの All living creatures

  
 
横浜も、この20年ほどでみなとみらい地区などの開発が進みましたが、いまも自然を残している場所が多くあります。

我が家もその20年間、ほとんど変わらない環境にあります。

ただ、虫が苦手な人はちょっと住みたくない所かもしれません。


例えば今日一日だけで、庭先で見かけた生き物たちだけでも・・・





(葉っぱに同化しちゃってる) バッタ




(もうすぐ命の灯がきえそうだった) セミ




(ちょっとアップは・・・) イモムシ




(ちいさ~な 地味ぃ~な) チョウ




(すぐここに逃げ込んじゃった) カナヘビ




みんなに嫌われているムカデやクモ、ゴキブリも、たま~にどこからかうちの中に入ってきてしまいます。

ときにはこうしてヤモリのベビーも・・・。







うちに殺虫剤はおいていません。

ムカデやゴキブリ、その姿はお世辞にもかわいいとはいえないし、ムカデなどはときに悪さをする可能性もありますが、殺生しないのが私のポリシーです。

大きめのピンセットと勇気があれば誰でも簡単につかめるはずですよ~ん。

動きのすばやいゴキブリですら、はじめから殺意がないと、意外と動きが遅まったりします。いきなりつかもうとせず、ティッシュを手にチョイッと掃うかんじにするとひっくり返ってしまうので、そこでキャッチすることができます。

以上、コツ。


幸いうちの前には木立があり、ここに放すことができます。






放すところがあるからよいけれど、もしなかったら・・・とか考えてみたりしたこともありますが、考えてみればこうした放せる環境が残っているからこそ、虫たちも入ってくるわけで。


で、何が言いたいのかというと・・・。

じつはそういう私が唯一、自らの意思をもって、この手で奪ってしまう「命」があるという告白なのです。




「蚊」




外では振り払うだけですが、家の中に侵入してきてしまった「蚊」だけは、目に入ったと同時にピシャッっとやってしまうのです。


生きとし生けるもの・・・・それには当然「蚊」も含まれているはずです。



ムカデ、ゴキブリにも情をかけ外に放すのに、なぜ「蚊」にはそうできないのか・・・。


結局私も、自分の中で命を線引きしていることになります。





・・・・さいなまれます。